木製のぬれ縁(縁台)を作る・修理の施工事例/木の温もりがいい【茅ヶ崎 平塚】

最近は少なくなっちゃったけど、一昔前は、ここでスイカを食べたり将棋をしたりしたんですよね。

おじさんが団扇を使いながら、風鈴の音を聞きながら夕涼みしたり、日本の原風景でしたね。

 

木製ぬれ縁の材料

材木は、いろいろなものがあります。

雨に強いのは、ウエスタンレッドシダーとか、ヒノキとか。

だけど、それなりにいい金額なので、通常は手頃なので杉を使います。

あるいはホワイトウッドという、2バイ4の材木など。

きちんと塗装すれば、ちゃんと長持ちします。

ぬれ縁の造作の私のこだわり

私は、ウッドデッキもそうですけど、材料を切りだした段階で必ず塗装しちゃいます。

それから組んでいきます。

そうすると、接合面も塗れますよね。

だから長持ちするんです。

だから杉やホワイトウッドでも長持ちするんです。

そういう材木でも、きちんと塗装すれば、メンテナンスしていけば、だいたい15年とか20年はもちます。

無理に高い材木を使わなくてもいいと、私は感じています。

ぬれ縁の造作・修理事例

ぬれ縁を作り直す【藤沢】

まず、完成写真。

ここから庭に降りたり、ここで一休みできますね。

ぬれ縁を作ってほしいとの依頼でした。最近よく頼んでくれるご年配のご夫婦です。

行ってみると、あらら、こんな具合。。。

お客さん
お客さん

「たまに孫がくるから」

見積をして、数日後、仕事に入りました。

古いぬれ縁を解体する

材料を積み込んで向かいました。

暖かくなってきて、茅ヶ崎の桜道には桜が吹雪いていました。

その先に富士山がよく見えます。

ほとんど崩れてしまっています。

それでも30年以上使っていたそうですから、よく頑張ってくれました。

とにかく解体していきます。

ぶっとい五寸釘。

細かいところまで丁寧に作られていました。

さすが、昔の職人は丁寧です。

 

なくなるとこんな感じ。

材料の切り出し

材料を切りだします。

木材は2×4材。

特別な材木ではないけれど、きちんと塗装をすれば長持ちします。

檜やウエスタン・レッドシダーなど、腐らない木材は値段が高い。

塗装

ここが私のこだわりというか、プロとしての意地です。

切りだした材木を、まずはすべて塗装します。

多くの現場を見てきて、作ってから塗装してあるぬれ縁をたくさん見てきました。

それだと、土台は塗れないんです。

確かに表面はきれいだけれど、年数がたつと土台が傷んできちゃいます。

これはウッドデッキについてもいえることですが。。。

エボシ代表  久保尚之
エボシ代表  久保尚之

土台は一度作ればもう塗ることはできないのだから、土台こそしっかりと塗装をして、防水性を向上させるべきなんです。

暮らしの音

お茶を入れてくれたので、乾かすあいだに一服。

90代のご夫婦。。。

お茶を飲んでいると、話し声がかすかに聞こえてきました。

ぽつんぽつんと話をしています。

テーブルに向かい合わせで座り、お茶を飲んでいました。

 

穏やかな空気が流れていました。

旦那さんがひとつ何か言うと、奥さんがそれに合いの手を入れる。

奥さんが何か言うと、旦那さんが頷いたり、ああとか、そうかとか返事をする。

そしてしばらく何も言わない。

その間が、なんともいえない温かさがありました。

時間の流れがゆったりしていました。

 

饅頭を食いながら、いろんなことを想像しました。

子供さんが小さいときは、食卓は賑やかだったのだろう。

大きくなり、巣立ち、ふたりになってから、向かい合わせでご飯を食べているのだろう。

荷や苦や、いろんなものをふたりで受け止めて年を重ねてきたのだろう。

きっとふたりで、そんな時間を積み重ねてきたのだろう。

暮らしの静もり。。。

積み重なった時間。。。

お互いがお互いを察して、思いやる、愛。。。

人の温もり、重さを感じました。

そんなことを感じました。

 

奥さんが台所に立って、水を使いました。

茶碗のあたる音。

テレビの音。

歩くと軋む床。

なんかいいな、と胸がほっこりしました。

そんなことを思っていたら、時間がすぎちゃって、いけねえと仕事に戻りました。

ぬれ縁を造作

ピンゴロというコンクリートで土台を作ります。

写真撮るの忘れたのでありません。。。

壁に土台となる板を取りつけます。

これをしっかり固定させないと。。。

コーキングと太いビスでがっちりさせます。

土台を組み、ぬれ縁を組んでいきます。

途中までの写真。

組んでから、もう一度塗装できる部分を塗っていきます。

で、完成。。。

きれいにできました。

ちなみに、塗料はウレタンという防水性の高い塗料を使っています。

ご夫婦はとても喜んでくれました。

エボシ代表  久保尚之
エボシ代表  久保尚之

「20年くらい持ちますよ」

お客さん
お客さん

「あと何年も生きられないわよ」

何も言えなかった。。。

それでも、

お客さん
お客さん

「孫がきても大丈夫だわ」

「座布団を干せるし」

「きれいになってうれしい、うれしい」

そして、ありがとうを繰り返してくれました。

お代をいただき、帰途につきました。

仕事冥利です。

 

ぬれ縁を新しく作る【平塚】

はじめてのお客さんでした。

遠くの娘さんが、このサイトを見てくださり、相談してきてくれました。

どこに頼んでいいかわからないし、やたらと知らない業者に頼んでも、こわいからということで、そのままにしてしまったぬれ縁は、もう木が腐ってぼろぼろになっちゃっていました。

放っておくと、シロアリがきちゃう場合があります。

家の周りに木材をそのまま置いておくのはよくないことです。

で、修理では対応できないので作り直すことに。。。

材木を切り出し、まず塗装

ひとつひとつ写真を撮らなかったけれど、まず、古いぬれ縁を解体しました。

そうして、材木をまず塗装します。

ステインという防腐剤を塗る場合と、ペンキを塗るときとありますが、今回は相談の上、ペンキを塗ることに。

 

いろんなペンキがありますが、私はウレタンという塗料を使います。

耐性があって長持ちします。

作ってからペンキを塗るのではなく、最初に塗るのがツボです。

そうじゃないと、接合面とか裏面が濡れないから。

ぬれ縁を組む

土台を作り、太い角材を横に渡して上張りをしました。

 

夏みかんのお土産

お家の裏に、大きな夏みかんの木がありました。

ずいぶん伸びてしまっていて、お隣に枝が入り込んでいました。

それも困っていて、だから剪定をしました。

ずいぶんと実がなっていて、少し早かったけど収穫して、お土産にいただきました。

夏みかんは、まだ少し酸っぱかったけれど、やさしい味がしました。。。

 

ぬれ縁の修理と塗装【茅ヶ崎】

ぬれ縁の修理。

作り直すほどではないと判断して、修理してペンキを塗りました。

木が傷んではいます。

これを放っておくと、ぼろぼろになっちゃいます。

といっても、まだまだなんとかなりそう。。。

なので、コーキング材で補修して、あとはペンキを塗ります。

これでしばらくは大丈夫です。

いつもありがとうございます。

 

ありがとうのひとことにいつも救われている

その一言で、いつも疲れが吹き飛びます。

その言葉は、私の気持ちを推し量って使ってくれた言葉です。

だから、温かい。。。

 

新聞やニュースはぎすぎすする事件ばかりだけど。

人情が少なくなった時代かもしれないけれど。

だけど、そんなことばかりじゃないと思いたい。

思いやり(愛)は共有され、共鳴し、延長していくのだろうと思います。

 

お仕事をさせてもらい、いろんなことを学ばせてもらえる。

やたらいくらだとか、気持ちがざらざらする依頼は、もう20年超えたころから断るようにしています。

おばあちゃんの困った、古いお住いのなんとかしてという依頼には、親身に、人として一生懸命向き合います。

だから、業者の下請け仕事はやっていません。

困ったに真剣に対応することが私の仕事なので、金儲けでしているわけではありません。

お天道さまが与えてくれた仕事をやっているだけで、こころはとても平安です。

小さな大工仕事 気軽にご相談ください。

 

大工仕事のページに戻る