木製雨戸の張り替え・修理の方法と費用目安/サッシに変えずに修理したい方へ【湘南茅ケ崎 藤沢 鎌倉】

「古い木製雨戸がボロボロだけど、どこに頼めばいいか分からない…」

「リフォーム屋さんに相談したら、サッシにまるごと交換といわれた」

「雨戸の表面が剥がれてきて、かっこわるい……」

そんな時は、貼り替えを検討してみてください。

枠がしっかりしていれば、貼り替えだけで新品のように蘇ります。

 

エボシ代表  久保尚之
エボシ代表  久保尚之

木製雨戸の張り替えは、困っている方が多く、遠くからの問い合わせもあります。

遠くても、近くにやってくれる業者さんがいない場合、ある程度の枚数ならお伺いしますので、まずは相談してください。

 

木製雨戸は枠がしっかりしていればベニヤの貼り替えでいい

木製雨戸は丸ごと替えなくても、枠がしっかりしていればベニヤを貼り替えて塗装すればいいんです。

ベニヤの剥がれやぶかぶかを放っておくと、枠が雨で傷みやすくなりますから早めにお手当てする方がいいです。

木製雨戸の貼り替え【施工事例】

茅ヶ崎の木製雨戸の貼り替え事例

雨戸の張り替えをしました。

茅ヶ崎のお客さん。

 

こんな感じで、ベニヤが剥がれてぺらぺらになっちゃっています。

 

木製雨戸の古いベニヤをはがす

まずは外枠から古いベニヤを外します。

木製の雨戸は、枠に溝があってそこにはめ込むようになっています。

ちゃんと貼り替えできるようになっているんです。

だから、枠がしっかりしていれば何度でもベニヤを変えれます。

 

カッターナイフで、外枠とベニヤに切り込みを入れます。

こうしないと、古いペンキがくっついてきて、外枠が割れてしまう可能性があるからです。

裏返して、玄翁で叩いて枠をはずします。

この時、外枠に傷がつかないように、垂木などを充てるのがポイント。

片方の横の外枠を外して、そこから古いベニヤを引っぱりだします。

そうすると下のように骨組みだけが残ります。

 

木製雨戸の枠に新しいベニヤを貼る

ベニヤを切りそろえます。

使うのは3ミリの耐水ベニヤ。

両サイドを10ミリくらい幅を見込んで測ります。

溝に入る分ですね。

 

雨戸の枠の溝にはめていきます。

これがちょっとしたコツがある。

 

 

釘を打つために骨組みの場所に鉛筆で線を引きます。

そしてくぎを打っていきます。

必ず真鍮の釘を使います。

さびないように。

釘を打っていたら、子供のカマキリが遊びに来ました。

手を止めて、しばらく見ていました。

いつまでも逃げていかないので、手に乗せて、草むらに返しました。

しっかり大人になるんだぞ^^

 

貼り替えた雨戸にペンキを塗る

ペンキを塗ります。

私はウレタンかシリコンといって、防水性の高い塗料を使います。

だから長持ちするんです。

ペンキは木部はほとんどの場合、二度塗りする必要があります。

 

エボシ代表  久保尚之
エボシ代表  久保尚之

乾かしている時間にお客さんがおやつにと、サンドウィッチを作ってくれました。

ソーセージ、チーズ、キュウリ、トマト、それから愛情が挟んであって、バターの味が懐かしい感じで、気持ちが温かくなります。

小さな仕事をコツコツ廻っているので、けして大きな会社でもないし、稼げる仕事ではありませんが、お客さんとの触れ合いとやりがいこそ大工としての私のプライドです。

 

今日は、梅雨の晴れ間で天気もいい。

 

二度塗りして、乾かして元に戻して完成。

木の雨戸ははがれだすとすぐに、ぼろぼろとはがれてきて、見た目がどうしてもよくありません。

ベニヤの張り替えでこんなにきれいになります。

 

藤沢の木製雨戸の貼り替え事例

藤沢のお仕事。

前から頼んでくれているお客さんの隣の方で、仕事してたら「うちの雨戸みてくれる?」ということで。

こんな感じで、まだペラペラになっていないけど、ぶよぶよしていました。

 

施工は同じですから、あまり細かくは書かないことにしますけど、古いベニアを外して、枠に沿ってベニアをはめていきます。

ちなみに木製雨戸の枠は、ほとんどがヒノキです。

ヒノキは雨に強いんです、だから長持ちするんです。

雨戸は、また張り替えができるように、ボンドをつけてはダメなんです。

たまに木工ボンドをつけちゃっているときがあって、はずすのにとても苦労します。

あまりしっかりくっついていると、枠を壊しちゃうので、できないときもたまにあるくらいです。

 

ビスではなく、真鍮の釘で打ちつけます。

真鍮は錆びないから。

そしてサイズは19ミリ。

それ以上長いと裏の土台からくぎの頭がでちゃうんです。

こういう、細かいことにも基本があるんです。

 

今回は6枚の貼り替えでした。

こうして並べて、塗装して完成。

塗装後の写真は、忘れちゃいました。。。

 

木製雨戸の貼り替えの費用の目安

枠がしっかりしていれば、ベニヤを貼り替えて塗装で通常の1800×900で15000円です。

少し小さいので14000円(やることも材料も1800×900と変わらないので)、窓の上の欄間などの小さな雨戸は12000円です。

枠の調整や直しがある場合は数千円とか別途いただきます。

枠の状態により、できない場合もあります。

その場合は既存のベニヤの上から貼るやり方もあるにはあります、そのあたり相談しながら。

 

サッシより木製の方が、ほんとは優れている

リフォーム屋さんや工務店に聞いたら、ほとんど枠からサッシに交換しないといけないと、だいたい言われちゃ宇土思います。

だけど、木製の雨戸の方が絶対いいと私は思います。

 

木の雨戸のほうが、風の強いときなど、音がうるさくなくていいんです。

それに、木の温もりがあるし、人間くさいし、なんかいい。

木戸の場合、雨戸も枠も修理でなんとかなる場合が多いです。

 

サッシは戸車とか、古くなると、同じものが見つからなくて困っているのをたくさん見てきました。

それでずれちゃって、ぴたっと締まらなくなったりしちゃいます。

昔ながらの木戸は今は少なくなりました。

大切にしてほしいと思います。

困ったら、いつでも気軽にご相談ください。

 

ここも参考に

戸袋の修理事例

 

コラム 蝉

おかげ様で、私はこの仕事を始めて27年になる。

もうなのか、まだなのかわからないがとにかく、23年やっているとそれなりに知ってくれている方も増えた。

買い物に行くと挨拶をしてくださる。

車で走っていると、クラクションを鳴らしてくれたり手を振ってくれる。

だから鼻くそもほじれない。

別に芸能人でもなんでもないのに。

この間、外で仕事をしていると近所のおばあちゃんがわざわざお茶を持ってきてくれた。

「みんな頼りにしてるのよ」その言葉は、私の心を鷲掴みにした。

みんながこんなわたしによくしてくれる。

泥まみれの私は仕事の手を止めて茅ケ崎の夏の空を仰いだ。

くすの木に止まっていた蝉が鳴き上げる。

私は、首にかけたタオルで汗をふくふりをして涙を拭いた。