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じゃばら門扉の交換 設置 茅ケ崎の外構仕事

投稿日:

 

久しぶりでした。

一番最初のころからだから、かれこれ20年以上のおつきあいのおばあちゃん。

旦那さんがお亡くなりになり、今は心配だからと娘さんが入れ替わりできています。

だから、娘さんからの電話でした。

 

じゃばらの門扉ががたがた

 

前から、私も気にはなっていました。

タイヤがもうだめだし、きっちり締まらないので、風が吹くとあおられて道路にはみでてしまっていました。

いよいよ何とかしようということになり、私に相談してくれました。

 

 

さすがに修理では無理です。

なので、交換することに。

 

じゃばら門扉の取りつけ

 

あまり予算をかけたくないということだったので、シンプルなやつを選びました。

 

 

今のは、アルミで軽いです。

一昔前は、真鍮や鉄だったので結構重いのが多いですね。

 

まず両サイドの柱を立てます。

元の門扉の位置だと、道路にはみ出るので、手前に設置することにしました。

 

掘削機というので、コンクリートに穴をあけます。

道路工事でよく見かける、がががっと削るやつですね。

結構重労働で、大変だったので写真は撮り忘れました。

そこに柱を立てて、コンクリートで固めます。

水平をしっかりとることが大切。

 

 

こっちが根本側。

 

 

ここまでで、1日です。

コンクリートを乾かさなければならないので、残りは次の日です。

 

根本側の門扉をつける部分を上下に調整します。

 

 

収まり側の鍵穴のところも高さを調整できるようになっています。

 

 

コンクリートが固まっているので、門扉を設置できます。

 

 

 

 

 

落とし金の穴を作ります。

 

 

で、完成です。

 

 

 

軽いので、動かしやすいです。

 

先に生まれた人

 

終わって、珈琲をごちそうになりました。

おばあちゃんと話すのは久しぶりです。

90代だけど、耳が少し遠くなったけど、お元気です。

旦那さんが戦争の話をしてくれたことを思いだし、その話をしました。

軍隊で理由もなくなぐられたことや、街で空襲にあい、子供を抱いて逃げたことや、食べ物がなかったことなどを、話してくれました。

そのときに、おばあちゃんは一歩引いて、優しく相槌をうっていたこと、ほどよいところで、合いの手を入れていたことなどを思いだしたと、私は話しました。

よく覚えているわねと言われたけれど、忘れるわけがありません。

時代がそうだったのだろうけど、いつも旦那さんをたてて、自分は少し下がっていました。

私のことを、仕事はあるのかとか、両親は元気かとか、体は大丈夫かとか、気づかってくれました。

相手をまず考える。

思いやる。

私は、いつも、すごいなあ、さすがだなと思っていたから、忘れるわけがありません。

 

私たちが受け継がなくてはならないのは、こういうことだと思います。

自分さえよければという人も、確かに増えたのかもしれません。

それでもそんな人ばかりじゃないし、町の片隅に、市井に、素敵な人はたくさんいます。

 

私は両親との縁がうすいので、親のようにも感じてしまい、だから幼いころの心になります。

過去を悔み、未来を案じることをしない、ただ、今にあるだけの、あるがままに生きていたころに退行したようになります。

 

そんな風に人を変えられるのだから、この人はすごいと思います。

先に生まれた人を先生というのなら、まさにそうです。

 

年をとって、ひとりになって、それでも私はしあわせだとおばあちゃんは言いました。

もっとつらい人はたくさんいるんだと言っていました。

 

人の痛みがわかる、しわくちゃなこの人を私は大好きです。

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