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波板ひさしの土台修理 住まいはおおげさな工事にしなくても修理で大丈夫な場合が多い

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たまに頼んでくれる藤沢のお客さん。

「波板のひさしを支えるポールが壊れた!」との電話でした。

全部いちからやり直さないといけないと考えていたらしく、予算を気にしていました。

そんな必要ないから、「修理で直ります、それもわりと簡単な修理で大丈夫です」

 

波板ひさしの土台がさびてぶらぶらに

 

 

波板のひさし。

上の骨組みは垂木ですが、支える土台は鉄です。

その土台の、土に接する部分がさびていました。

 

 

 

 

ぶらぶらになっていて、ゆらゆら揺れます。

下のところは雨のはね返りと、土の湿気もあるのでさびやすい。

これは危ないですね。

「やり直さないとだめでしょ?」

聞けば、家族会議をして、予算もなんとなく検討していたとのこと。

「いくらくらいかかるかしら」

垂木の土台はしっかりしているし、波板もまだまだ大丈夫。

雨どいも大丈夫だし、もったいない。

「簡単な修理で大丈夫です」

 

営利を求める業者なら、ぜんぶいちから作り直さないと、というと思います。

そんな必要ない。

 

順番に考え、レベルを比較して、適切なやり方を一生懸命考える

 

ちょっとえらそうなことを書きます。

すべての仕事はソーシャルビジネス・社会起業だと思います。

それぞれの役割で宇宙から与えられた神聖なものだと私は思っています。

儲かればいいってもんじゃない。

そんな考えでやっている業者もいましたけれど、私はつきあいません。

そんな考えで仕事をしていては、さみしいし、貧しい心持ちになっちゃいます。

そういう波動になっちゃいます。

 

宇宙の法則は愛であり、社会はお互い様、いい意味で相互依存で成立していると思います。

私の仕事は大工です。

それも、大きな企業がやりたがらない小さな仕事や、どこに頼んでいいかわからない仕事こそ必要で、だから便利屋的な仕事も喜んでやっています。

必要なことを適正なやり方で、正当な価格でする。

商売の原点ですね。

やりがいや、働く意味もそこにある。

そうやってやっていれば、きっと宇宙が味方してくれると、私はいつも考えています。

 

で、考えると、3つのやり方がありました。

まず、全部やり直す。

でも、今回はその必要はない。

次に、土台を新しくする。

鉄のポールはまだ使えそう。

なら、それを修理する。

 

それで、土台を直してがっちりさせることに。

 

ひさしのポールの修理

 

さびた部分を切りとります。

 

グラインダーという道具で。

 

 

切ったのがこれ。

土に埋まっている部分はもうボロボロです。

だけど、その周囲に基礎のコンクリートが埋め込んであって、そこは頑丈だったので、その上にレンガを敷きました。

 

 

写真は撮ってないけれど、ジャッキベースでひさしを持ち上げています。

その土台をコンクリートで固めます。

 

 

 

さび止めを入れてから、ペンキを塗りました。

 

喜んでくれて、感謝してくれて、私もうれしく感謝して、帰りました。

翌日、電話がかかってきました。

「シャベル忘れてるからとりにきてっ!」

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