破風板の塗装の剥がれや傷みについて
破風板とは、屋根のすぐ下の木部の部分です。
茶色や焦げ茶色で塗られている場合が多いですね、あそこです。
屋根の裏の白い部分を軒天といいます。

「屋根の横にある板(破風板)のペンキが剥がれて、ボロボロになっている……」
「木が黒ずんで腐っている気がするけれど、おおがかりなリフォームを勧められそうで怖い……」
「どこに頼んでいいかわからない小さな修理なんだけど……」
破風板の塗装のはがれを放置するリスク
特に湘南は、潮風で傷みやすいんですよね。
そこだけ修理してくれる業者さんは、あまりいないと思います。
だいたいは足場を組まなきゃならない、組むなら外壁も屋根もやるべきだと言われちゃうと思います。
どこかに相談したらそう言われたという電話が多いです。
私はハシゴで登れれば、足場を組まずにそこだけ直します。
多くの場合、塗装で大丈夫です。
そこだけ塗ればいいんです。
破風板の塗装の施工事例
いつも頼んでくれるおばあちゃん。

「破風板のペンキがはがれてみっともないから、直して」
行ってみると、なるほどペンキがところどころ剥げてしまっています。
木部はペンキがとれると防水がきかなくなるので、傷みがはやくなります。
まだ外壁は大丈夫。
梯子で登れそうなので、足場を組まなくても破風板だけ塗れます。

「小さな仕事でごめんね」
とおばあちゃん。

「いつでもきますから大丈夫ですよ」
ケレンという下地処理から
見積りをして、別の日、作業に。
ケレンといって、はがれかけた塗装をヘラでごしごしはがしていきます。
下から「気をつけてー」。
いつもありがたいありがたいと暮らしているこの人は、人の痛みのわかる、思いやりのあるステキな人です。
ウレタンを2度塗り
木部は二度塗りします。
私はウレタンという、防水性の強い塗装を使いますので長持ちします。
梅雨の晴れ間の空は、淡い蒼色の空を雲がゆったり動いていました。
カラスが隣の家の屋根からこっちを見ていました。
写真がちょっと見づらいですね。。。




真面目すぎると人を許せなくなると学んだこと
その日、私はステキなことを学ぶことができました。
「お茶にしなさい」とおばあちゃん。
私のそばに腰かけて、いろんな話をしてくれます。
その日もそうでした。
大船のフラワーガーデンに行ってきたこと。
それを押し花にしたこと。
ちゃぶ台に向かって、ひとりで作業している姿を想像して、ひとりで生きているんだなあと感じます。
こんな話もしてくれました。
この前、娘さんから電話がかかってきたとき(毎朝、娘さんが心配で電話をかけてくるそう)、なんか用事で電話にでられなかったのだそうです。
そしたら娘さんが心配になって、隣の人に電話をして、隣の奥さんがすっ飛んできたのだそうです。
おばあちゃんが元気なのを確認して、「ふう びっくりした。 何もなくてよかった」と帰っていきました。
おばあちゃんは娘さんに電話をしました。
そしたら、かなり怒られちゃったのだということです。
娘さんは母親が心配なあまりのことだったけれど。
その話のあと、おばあちゃんのさりげない一言が胸に刺さりました。

「あまり真面目すぎると、人を許せなくなるときもあるのよね……」
わたしは、はっとなりました。
自分もいつの間にかそうなっているのではないのか。。。
一生懸命のあまり、寛容さをなくしているのではないのか。。。
人生の先輩を、「先生」というのだとしたら、やはりさすがだなあとしみじみしわくちゃの顔を見つめました。
穏やかな微笑みをみていると、ゆったり暮らしているのを感じます。
暮らしの静もりを味わいながら、押し花を作ったんだろう。
荷や苦やさみしさは、きっとある。
それでもそれらを受け止めて、悠々と毎日をすごしている。
説教がましくなく、さりげなくでた言葉に、深さがある。
そして体温がある。
涙がでそうになったので、肩にかけたタオルで、汗を拭くふりをして涙を拭きました。
破風板塗装の費用目安
一部分のみとか、南側の一列だけとかの場合、数万円から10数万円と思います。
全体的に破風板をやってほしいという場合は10万円から20万円くらいでしょうか。
金額の幅が広いですが、広さや傷み具合、大変さが本当にまちまちだからです。
平米や長さで測って見積もると高めになっちゃうので、見て、このくらいとその場で見積りします。
下見・見積りはもちろん無料です。
私は足場を組みません。
どうしても足場を組む場合は、別途20万以上かかると思います。
*現在は足場を組んでの大がかりな仕事はよほどのことがない限り受けておりません。
もう年齢ですので(笑)。
破風板の剥がれや修理は早めの対応を
塗装の剥がれを放置すると、どんどん傷んできちゃって、そのうち穴があいてきて、そうなると大がかりにやらないとならなくなります。
木部は塗装がはがれたら、早めの対応をお勧めします。
早いほど、小さな修理で直る場合が多いですよ。
*ハシゴで登れない場合や、傷みがひどい場合などできないときもあります。
いつもありがとうございます。
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