茅ヶ崎の駅からまっすぐの道に、バラ園のようなお庭があります。
おでかけするとき、いつもバラの花の水やりを頼まれます。
今年も。。。
季節は5月のはじめ、きれいに咲く時期です。
バラは、咲いている時間が短いです。
5月の初めから中旬あたりまでの半月ほど。
でもその半月の間、見事に、誇り高く咲き誇り、私たちを優雅な気持ちにさせてくれますね。
バラの水やり 頻度は? 方法は?
バラの水やりは、季節によってやや違います。
この時は5月のちょうど咲いている時期だったので、たっぷり上げました。
見事ですね。
咲く時期から熱い時期は、土の表面が乾いたらたっぷりあげるといいです。
そしてそれ以外の時期は、湿り気を確かめながらあげるといいようですね。
たっぷりとは、たとえば鉢の下から水が出てくるくらい、という感じです。
地植えの場合、基本的にはたくさんあげる必要はありません。
水やりは、花や葉に水がかからないように土に直接あげるのがポイント。。。
水がかかると黒点病の原因になったりするからです。
熱い時期は朝夕の2回、水やりの必要がありますが、それ以外は土の乾き具合を見ながら、乾いたらあげる程度にしましょう。
あまりあげすぎるのも、根腐れの原因になります。
みんなのためのバラ
水やりをしていると、通る人が「きれいですね」と声をかけてくれました。
写真を撮らせてほしいと、一生懸命写真を撮っていました。
私はそのとき、わかりました。
ここのお家の人は、自分が好きだから育てているだけではないということに。
もちろん、それもあるでしょう。
嫌いなら育てられないし、好きでなければ面倒でできないはずです。
だけど、人が見て楽しんでもらうためにも、このバラを育てているに違いない、と感じました。
以前、聞いたのですが、ポストにメモが入っていて、「道路からいつも眺めてすてきな気持ちになります。ありがとうございます」と書いてあったそうです。
人って、人が喜ぶことにこそ、喜びを感じる生き物なんですよね。
水やりをしながら、なんだか心がほっこりしました。
バラの花言葉
バラの花言葉は、「愛」 「美」です。
だけど、実は色によって細かく違うんです。
赤いバラ
「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」
白いバラ
「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」
ピンクのバラ
「しとやか」「上品」「感銘」
青いバラ
「夢かなう」「不可能」「奇跡」「神の祝福」
黄色いバラ
「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」
赤いバラのつぼみ
「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」
白いバラのつぼみ
「恋をするには若すぎる」「少女時代」
バラのトゲ
「不幸中の幸い」
それぞれに意味があります。
バラ全体の花言葉が「愛」だというのもうなずけますね。