サッシの雨戸の塗装をしました。
いつものお客さん。
今年の夏は暑かったので、少し涼しくなってからということで、9月も半ばになり、虫が鳴き始めたのでやらせていただきました。
よく晴れていて残暑はありましたが、風が秋めいていました。
茅ヶ崎は塩害でサッシの雨戸が傷みます。
茅ヶ崎は塩害でサッシの雨戸がこんな風に腐蝕します。
これを放っておくと、どんどんひどくなって最後は穴が空きます。
なので定期的に塗装が必要です。
ここのお宅は一か所だけシャッターの雨戸になっています。
まずケレンで腐蝕したところをこそげ落とす。
早速作業に。
ヤスリなどで腐蝕した部分を落としていきます。
ここを丁寧にやると仕上がりが違ってきます。
「全部塗ると足場を組んだり、大変だから。いつも中途半端な仕事で申し訳ないわねえ」
「そんなことないですよ。。。」
「あんたがいるから助かるわよぉ。 お茶にする?」
「今始めたばかりですよ(笑)」
小さなイワシ雲の下をトンビが飛んでいました。
養生
養生といって、ペンキがつかないようにテープを張っていきます。
下にはブルーシートを敷きました。
塗装というのは、ただ塗ればいいというものじゃなく、下準備に結構時間がかかります。
ここも丁寧に。
ウレタンを二度塗り
塗っていきます。
サッシの雨戸は波があるので、タレがでないように気をつけて塗っていきます。
まず角を刷毛でとり、ローラーを流してから、刷毛で仕上げていきます。
作業に夢中で写真は撮れませんでした。
私はウレタンという、長く持つ塗料を使います。
塗っていると、部屋の中の声が少し聞こえてきました。
テレビのニュースのことを話しているようでした。
このご夫婦は仲がいいんです。
しばらく話声がして、聞こえなくなります。
少しすると、また話始めます。
その間というか、ぽんぽんとした程よいテンポが、やはり家族なんだなあと感じました。
楽しい時ばかりじゃなく、荷も苦もともに乗り越えてきたんだろうなあ。。。
お茶をだしてくれたので一服。
梨と最中をぱくつきました。
最中を先に食べちゃったので、梨が少し酸っぱく感じました。
21年やっているプロなのに、失敗したなあと頭をごちんとやりました。
甘いものはあとに食べるのがプロの大工です(笑)。
一度目を塗り、少し休んだ頃には最初に塗ったところはもう乾いているので、二度目を塗りました。
二度塗りすると持ちが違います。
それは数年たってからわかります。
きれいに仕上がりました。
いつもありがとうございます。。。