ウッドデッキ 大工

ウッドデッキの造作・修理・防水塗装 茅ケ崎

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ウッドデッキを作りました。

ウッドデッキの依頼は茅ヶ崎では結構多いですね。

洗濯物を干したり、ワンちゃんを遊ばせたり、ご飯を食べたり、ビーチベットでお昼寝したりとウッドデッキがあると用途が広いですね。

 

一般の方はキッドもあるので、それを利用すれば少し器用な方ならできるかと思います。

だけど、キッドは規格があり自宅の状態と会わない場合もたくさんでてきます。

私たちは角材やツーバイフォーの材料か、ウエスタンレッドシダーといって、水に強い材料を使います。

 

ウッドデッキ造作

 

まずはお話を聞きます。

ここに、こんな風に作ってほしい、大きさはこのくらいで、このくらいの高さで、このくらい使いたい、などなどお聞きして見積りをしました。

お願いねっということで、材料を揃えて早速作業に。

 

まずは基礎から。

 

ウッドデッキはほとんどお庭に作るわけなので、下は土です。

それで、下を全部コンクリートで固めないといけないのではないかと心配する人もいますがそんな必要はありません。

少し掘って、そこに砂利を敷いて固めてピンゴロという石を置けば大丈夫^^。

 

ピンゴロというモルタルの石を平衡をとりながらおいていきます。

この時、下に砂利をいれます。ここがポイント。砂利を入れないと後々グラグラしてしまいかねません。

 

 

四隅から決めていきます。

 

真ん中も決めて、こんな具合に。

今回はそんなに大きなウッドデッキではありません。

 

 

材木か何かを置いてそれぞれの平衡をとります。

これがとても大切。

この平衡がとれていないと、ががーん 曲がってしまいます。

 

ウッドデッキの土台を作る

 

ピンゴロの上に、床束という角材をおいて、そのうえにやはり角材で大引きという土台を置きます。

もっと細かく写真にとればよかったのですが、夢中になっちゃって、ここまで作っちゃいましたwww。

平衡をとるのが、結構大変。

ピンゴロの上に乗っている足が床束。

横に4本ある太いのが、大引きといいます。

 

 

一度ばらして、塗装します。

 

 

これはペンキでもいいし、ステインという防腐剤でもいいです。

土台はウッドデッキができてからでは塗れませんし、何年かたって塗装となっても塗れませんからしっかり塗装します。

上に張る2バイ4の材料も、組む前に塗装します。

そうすれば、下も接合部分も塗れますから。

ひと手間が、長持ちのコツ。。。

ウッドデッキは木で作りますから、そして外にあるものですから、しっかりと塗装をかけます。

 

床を作る

 

床を並べてビスで、大引きのところを固定します。

この時、木工ボンド等を使わない方がいいんです。

なぜかというと、のちのち、板が傷んで交換の必要がでてきたときにはがれづらいですから。

ビスでしっかり止めれば大丈夫。。。

 

張るとこんな感じ。もう一度塗装を塗ります。

 

 

枠をつける

 

お客さんの要望で、両サイドに枠をつけました。

床束を最初から伸ばす場合と、床の上につける場合があります。

今回は上につけました。

 

 

両サイドの柱にフックをつけて、物干し竿がかけられるようにしました。

 

完成です!

 

 

 

ウッドデッキの作り方のポイント

ウッドデッキの作り方のポイントは、それぞれの段階で平衡を確認しながら作ることと、木と木の接合面もちゃんと塗装することですね。

いつもありがとうございます。

ウッドデッキの造作は、茅ケ崎で創業21年のエボシまで。。。

 

ウッドデッキの修理

 

 

ベランダのウッドデッキの修理のお仕事でした。

お隣との目隠しが、大風により傾いてしまいました。

とにかく、何とか引っ張り上げました。

急いでいたので写真をとる時間がなく。。。

 

10年以上たっていて、結構傷んでいましたが修繕で何とかもう少し持たせたいとのこと。

 

傷んでいる部分を補修し、根太を補強して、ペンキを塗ることに。

 

まず木材を塗装する

 

まず、2×4の材料を切り出し、ペンキを塗っていきます。

私はウレタンという防水性の高いペンキを使います。

最初に塗るのは、作業後では接地面を塗ることができず、そこから傷むからです。

手前味噌ですが、そこが私たち矜持というかプロとしてきちんとします。(偉そうですみません)

 

 

 

目隠しを作り直します。

接地面に切り込みを入れます。

そこもちゃんと塗装します。

こういう細かいところが必要で、ここから傷むんです。

こういう作業を省略してしまう業者さんもいますが、さみしいことです。

 

 

 

下から撮ったので見づらいですが、目隠しができました。

目隠しは重すぎても、本体に負担がかかりますし、軽すぎても飛んでしまう可能性がありますので、そこも注意をしながら作りました。

 

 

根太を補強する

 

少し見づらいですが、根太に痛みがあったので新しい根太を隣に抱き合わせる形で下から補強しました。

 

 

あとははコーキングでふさぎ、L字の金物で補強して、塗装して完成です。

 

 

4日間かかりました。

まだ寒かったですが、よく晴れていて、お客さんもとても気持ちよくお仕事をさせていただきました。

中海岸の蘭というラーメン屋さんが近かったのでお昼はそこで。

久しぶりでうまかったなあ。。。

梅がほろほろ咲き始めていました。

茅ケ崎の春はもうすぐです。。。

 

ウッドデッキの塗装

 

これは別のお宅。

ウッドデッキはもちろん木でできていますから、5年くらいで塗装するのがベストです。

比較的新しいウッドデッキは、ステインという材木を保護するペイントを使いますが、古くなってくるとペンキがおすすめです。

私は、ウレタンという防水性の塗料を使います。

 

 

 

はがれかけた塗装をよく落としてから、塗っていきます。

木部の場合は、ムラになってしまうので2度塗りします。

 

 

きれいになりました。

 

 

 

防水の利かなくなった木部はペンキを吸い込みますから、結構ペンキを使います。

でも、これでしばらくは一安心。

ここのお客さんは、90ウン歳のおばあちゃんです。

ころころとよく笑う、思いやりのある大好きなお客さん。

いつまでも元気でいてほしいです。

 

ウッドデッキの寿命

 

ウッドデッキは15年から20年くらいの寿命です。

ウッドデッキはある意味ぜいたく品ともいえます。

大事なことは5年くらいで塗装すること。

ペンキでもいいですし、ステインという防腐剤でもいいです。

だいたい年数が浅い場合はステイン、年数がたったらペンキがいいと思います。

ステインは木部に沁み込んで木が傷むのを防ぐもので、木目が活かせます。

水性と油性がありますが、長持ちするのはオイルステインという油性がおすすめ。

ペンキは外側に幕を張り、木を守るものです。

木目は消えてしまいます。

 

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