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ベランダの波板の張り替え 大工仕事寒川

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波板の張り替えをやりました。

今回はベランダの波板。

93歳のきさくなおじいちゃん。。。

円蔵のお客さんです。

よく晴れていて、風は秋の香りがしていました。

 

波板がバタバタしたら張り替えの時期です

 

ベランダや物置・物置、自転車置き場やカーポートなどによく波板がよく使われています。

年数がたつと一部がバタバタしてしまいます。

それは打ちつけてある釘やフックがとれてしまったため。

こうなると交換の時期ですので、私は張り替えをお勧めしています。

大風などで飛んでしまい、人にでもあたってしまったら大変ですから。

 

一部だけの張り替えも可能ですが、1枚がそうなったということはほかの波板もそろそろバタバタしたり、割れてしまったりする時期だということだからです。

 

波板の張り替え

 

波板の骨組みはアルミの場合と木の場合があります。

今回はアルミ。

ベランダの波板です。

 

古い波板をはがす

ベランダの2枚が風で飛んでしまいました。

 

お客さんと世間話をしながら一服してから作業に入りました。

93歳のこの方はラークを吸っています。

私も禁煙してまた吸いだしてしまったので、お茶を飲みながら一服。。。

 

さて作業。

古い波板をはがしていきます。

これは簡単。。。

 

波板のフック

 

木の骨組みは「傘釘」というので打ちつけてありますが、アルミの場合は波板用の「フック」で取りつけます。

先端が曲がっていて、骨組みに固定させます。

波板用のアルミの骨組みは、このフックが引っ掛かるようなつくりになっているんですね。

19ミリから21ミリ・23ミリ・25ミリがあります。

だいたい21ミリか23ミリが多いですね。

 

 

 

プラスチックでできていて、こんな形状。

 

波板を貼っていく

 

今回使ったのは透明のものです。

 

 

波板は、透明のもの、紺色、乳白色、薄い緑、薄い青など数種類あります。

網入りと言って針金のようなものが入っているものは耐用年数が高いです。

値段もそれなりに高いです、けど。

網入りをいつもおすすめしていますが、今回はベランダに洗濯物を干すので透明がいいということなので、透明に。

 

はがした骨組み。

 

 

 

近くに座って、部屋の中からのぞいているおじいさんと、またここで一服。

おだやかで、男っぽく、思いやりがあって私は大好きです。

 

波板を骨組みに合わせ、サイズが違えば切りそろえます。

だけど、アルミの場合はだいたい波板のサイズに合わせて作られています。

波板のサイズは尺で、6尺から12尺まであります。

*1尺は33ミリです。

今回は6尺。

切らなくても済みました。

 

波板を載せて、フックを取りつける一に穴をあけてフックを取り付けていきます。

屋根裏と重なっていたので一苦労。。。

 

話しながら作業したので途中の写真は撮り忘れました。

 

2枚張ったところ。

 

 

波板は山側から貼っていきます。

骨組みの両サイドに溝がありますから、長めに切りながら溝にきちんと収まる長さにします。

波板同士の重ねは、2枚半です。

フックをつける穴は電動ドリルでフックの太さに合わせて大きすぎないように開けます。

フックを取りつける感覚は波板の山を3つあけ。

つまり4つ目ごとにフックをつけます。

 

 

 

完成。。。

 

 

 

「うめえもんだなあ」とほめてくださり、うれしくなってふたりで笑いながら一服するのを、9月のお日様がそっと見ていました。

 

いつもありがとうございます。。。

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