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植木剪定

茅ケ崎の植木仕事 大きな松の木の選定と家族

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久しぶりのお客さんからの依頼でした。

3年ぶりくらいかな。

松の木が伸びちゃって、ということです。

で、行ってみることに。

 

時間がゆったりと流れる茅ケ崎の原風景

 

海沿いの少し奥に、ゆったりとした住宅街があります。

別荘の跡地だったり、広い土地でのんびりしています。

最近、こういう風景は茅ケ崎も減ってきてしまいましたね。

私が茅ケ崎にきた20数年前は、こんな感じでした。

時間がゆったりと流れていました。

 

久しぶりのお客さんは、変わらずに元気そうです。

90代のお母さんと近くに住む娘さん。

お客さんというより、知り合いという感じなので、よもやま話をして、仕事のこと。。。

昔からの大きな松が何本もあって、選定してほしいとのこと。

見積もりをして、日程を決めて、仕事をさせていただきました。

 

松の選定

 

松の選定といっても、芽がきや枝おろしということではありません。

大きな松が数年放っておいたので、ばさばさ伐っていく感じ。

 

こういう感じに伸びてました。

 

 

 

 

木は枝が伸びると、倒れないように、みずから根と幹を育てます。

だから幹が太くなって、そうなるとよけいに枝が伸びちゃいます。

だから、定期的な手入れが必要なんです。

 

だけどそうはいっても、それぞれ事情があります。

それにコロナもあるし。

 

よく晴れていました。

11月に入ったばかりだったから、少し風は冷たかったけれど。

ばっさばっさと伐っていきます。

伸びた枝の根元を伐ると、枯れた松の葉が密集していて、それを落とすとすっきりします。

 

風に耐えるハチ

 

驚いたことがあります。

あっと手を止めました。

松の根元に小さな足長バチがいました。

まだ生きていて、雨風をよけるためにここに隠れていた模様。。。

 

 

少しのあいだ、手を止めて、じっと眺めていました。

もう動きが遅いけど、羽をぷるぷるさせて尻を振っていました。

寒いのだろうと思いました。

みんな仲間は死んでしまって、一匹だけ生き残っているのだろう。。。

少し泣きそうになりました。

とにかく、生きている。

ただ、ひたすら、生きている。

一生懸命生きるとか、どう生きるとか、そんなこと関係なくて、命のままに、それが尽きるまで、生きている。

あれこれ迷ったり、悔んだり、ネガティブになっちゃうときがある自分が恥ずかしくなりました。

がんばれ、と自然に囁いていました。

命のままにただ生きればいいんだと思いました。

その姿こそ、人を感動させる。

震えているようにも見えて、申し訳ないけどそこだけ枝を残しちゃいました。

 

家族の音

 

お昼。

私が玄米食で、弁当だけ持ってくるのを知っているので、お味噌汁とおかずを作ってくれました。

あまりものだと言っていたけれど、違います。

きっと私のためにわざわざ作ってくれたんです。

また泣きそうになって、鼻汁がでてきたけれど、めんどくさいから、みそ汁と一緒にすすりこみました。

 

 

食べているとお母さんと娘さんの会話が遠くに聞こえました。

意見が違って、そのことについて話し合って、折り合いをつけていました。

ラジオから流れるニュースに、喜んだり悲しんだりしていました。

お茶碗を置くことんという音がして、お茶を飲む音が聞こえて。

家族の音が、家族の縁の薄い私にはとっても心地よく響きました。

 

結局、2日かかって、きれいになりました。

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

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