木造住宅の後ろとか横のスペースに、物置や自転車置き場が作られていますよね。
ちょっと物を置いたり、自転車を置いたりできるので便利です。
アルミ製の物置は錆びないし長持ちしますが、スペースに余裕がないと置けないですよね。
大工さんが作ったであろう物置は、結構しっかりしていますから、大事にしてほしいと思います。
物置の修理事例とエピソード
波板の物置貼り替えの施工事例【寒川】
はじめてのお客さんでした。
寒川のお客さん。
茅ケ崎のお友達から、私のことを聞いてくれたのだそうです。
波板で作られていた物置を修理しました。
波板が剥がれたり破けたら早めの修理を
波板は剥がれかけると、風で飛ぶ可能性があって、周囲に迷惑をかけちゃいますよね。
それからバタバタと風でうるさいですね。
波板がそういう状態になっているのは、波板自体の劣化と、止めてあるフックや釘がとれちゃったのかどっちかですが、留め具がだめだということは年数的に波板も劣化しているという場合が多いです。

だいたいですが、貼り替えて5年くらいなら、留め具を交換したり打ちつけたりで大丈夫と思われますが、10年以上なら貼り替えた方がいいと思います。
波板は塩化ビニールよりポリカーボネートがおすすめ
波板もいろんな種類がありますが、やっぱりポリカーボネートがおすすめです。
ここにも書きましたけど、やっぱり耐久性が違います。
波板屋根の貼り替えの記事
波板が破れてとびそうになっている
家の壁面に作りつけてある物置があります。
そこの波板が古くなってしまって、破れています。
傘釘という釘の頭も劣化して、ほとんどない状態でした。
こんな感じ。。。



確かに波板がはがれかけているし、ところどころ、骨組みの垂木も傷んでいたりとれちゃっていました。
30年くらいとのこと。
だけど、土台はまだまだしっかりしているし、なおせば10年から20年くらいは持ちます。
大工さんが丁寧に作っているのがわかります。
聞くと、お父さんの友達の大工さんが作ってくれたとのこと。
細かい部分のあちこちにプロならではの工夫があって、さすがだなあと感じました。
そのことを説明して、土台は活かして補強して、波板を貼り替えればいいとお話しました。
見積りをして、日程を決めて、その日。。。
波板をはがし、垂木を補修
まず波板をはがします。
簡単に剥がれたので、貼り替えるにはいいタイミングでした。
大風でふっとんじゃうところです。
そして、骨組みを直します。
傷んだ垂木を交換したり、間に補強で足したり。
釘が緩んでいるところはビスで補強。

波板を打ちつけてある傘釘というのが、さびていて、なかなか外れなくて一苦労。

ドアのベニアの貼り替え
ドアも結構傷んでいましたけれど、表面のベニヤをはがし、骨組みを直し、ベニヤを張りました。

ドアのベニヤを張りなおすとこんな感じ。

きれいですよね。
それから蝶番を調整して傾きを直しました。
波板を貼る ちょっとした基本
波板を貼っていきます。
波板と波板のつなぎ目の重なりですが、山を2つ半重ねます。
1つ半だと年数がたったときに雨漏りの原因になり兼ねません。
数年は大丈夫でしょうが、年数で少し反ったり変形したときにそうなる可能性があるので、そうします。
それと、留め具は4つめの山で止めていきます。
そうしないと、これも経年劣化したときにばたばた音がする可能性があるんです。
それが基本です。
こういうことをちゃんとやるのがプロなんです。
よく、5山もあけて打ってあるのとか、ちゃんと重ねていないのを見かけますけど。。。
こんな感じに仕上がりました。



2日の作業です。
感謝される喜び

まあよかったわあ。。。
きれいになって、うれしいうれしい。。。
あんたに頼んでよかった。。。
こういう言葉、私のつぼに入ります。
感謝される仕事ほど、すてきな仕事はないと思います。
お客さんは、九州の娘に見せるんだとスマホで一生懸命写真を撮っていました。
最後に、お客さんと私と物置の前で写真を撮りました。
それも娘さんに送るのだろうと思うと、なんだか、胸が、ぎゅってなりました。
隣の空き地で、珍しくヒバリの鳴き声がしていました。
自転車置き場の土台の修理【大磯】
最初のころからのおばあちゃん。
もう、他人のような気がしません。
というより、母親の面影を、私はなんとなくみているのかもしれません。
だから気心が知れているので、実家に帰ったような気持ちになります。

母のところの、ここを見てくれる?
母はこう言ってるけど、エボシさんが見て、母と話してやってね
と、いつも娘さんが電話をしてきてくれます。
だから行ってみました。
自転車置き場の土台が腐食している
20年くらい前に、私が作ったものです。
家の脇のスペースに屋根と入口の扉が欲しいということで、作りました。

一本だけ、柱の下の部分が腐食していました。

モルタルで固めて、土が触れないようにしたんですけど、モルタルが割れて周りの土と接触して、その湿気でいたんじゃったんですね。
柱を抱き合わせて補強
土台の下だけが傷んでいて、他は大丈夫です。
なので、そこだけ修理することに。
柱を交換するより、横にもう1本を新しく抱き合わせることにしました。
ジャッキで持ちあげて、隣に角材を抱き合わせます。

右はジャッキで上げるための角材。

基礎で固めて、コーキングでしっかりと固定させました。
これで大丈夫。。。

基礎のひと工夫
前にも書きましたが、こういう基礎の場合、私はモルタルを水で練りません。
そのまま、粉のまま、入れちゃいます。
それでジョウロで水を少し巻くだけです。
土の湿気で自然に固まるんです。
これは昔の大工のやり方で、こういった小さな基礎などによくやります。
むかーし、10代の頃、親方に教えてもらいました。
昔は厳しかったから、怒鳴られながらやったのを思いだしました。
それでも仕事が終わるととびきり優しい人でした。
私のわがままというか、事情があって辞めるとき、奥さんは赤飯を炊いてくれました。
親方もおだやかな瞳で、行ってこいと送りだしてくれました。
わんわん泣いちゃったのを思いだしました。
*よけいなことを長々書いちゃいましたね。。。
思いやりのお昼ご飯
私はいつも玄米の5分づきの弁当なんだけど、その日は忘れてしまいました。
弁当をつめたんですけど、玄関のとこに置いてきちゃったようです。
おばあちゃんは、弁当を持ってきているとおもっていたので、お味噌汁とおかずを作ってくれていました。
このあたりは、近くにコンビニもないんです。。。

だけど、忘れちゃったといいうことで、トーストを焼いてくれて、足りないだろうと冷凍のチャーハンをチンしてくれました。
飲み物は日本茶と紅茶。
和洋折衷の豪華なお昼ご飯になりました。
感謝していただきました。。。
物置の修理はいつでも連絡ください
人って、人が喜ぶとうれしいし、感謝されると単純にうれしい。
働く喜びって、こういうところですよね。
そして人と人として、接してくれること、接することができること。
それも仕事の喜びです。
だから私は、仕事を通していろんなことを経験できているし、豊かな時間を過ごせています。
茅ケ崎を中心に、寒川、藤沢、平塚、鎌倉、大磯など湘南でやっています。
いつもありがとうございます。。。
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