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ブロック塀にフェンスを設置 外構工事茅ケ崎

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相談がしたいという電話で私はでかけました。

古くからのお客さんです。

行ってみると、おばあちゃんと娘さんがでてきて、「困ったこまった」と。

外構のブロックが傾いてしまっています。

 

 

お隣りのフェンスと比べるとわかりますね。

こんなに傾いています。

 

気にはなっていたんだそうですが、近所の人に指摘されちゃったんだそうです。

だけど、ここのお宅はお庭を盛り土していて、庭が高くブロックの2段目くらいまであります。

下からすべて作り直すには、庭の植木を取り除いて土を削らなければなりません。

それではおおごとになってしまう。

「エボシさん、なんとかして!」

 

よく調べてみると、なるほど傾いちゃってはいるけれど、しばらくは大丈夫そう。

傾きが気になるのは上の5段目くらいから。

万が一、地震などで崩れた場合、上のブロックが危ない。

 

なので、5段目から上を削り取り、フェンスを設置することを提案しました。

それでお願い、ということになり、別の日、作業することに。

 

ブロックを壊す

 

ブロックは中に鉄筋が入っていますから、結構丈夫なんです。

 

 

グラインダーという電動工具で、切り取る部分に切れ目を入れます。

それから、掘削機で少しずつ削り落としていきます。

ある程度で鉄筋が見えてきたところで、その鉄筋を切ります。

あとはハンマーで叩いたり(下の部分が壊れないように)、こつこつ削ったり。

 

 

こういう道具を使いました。

結構ハードです。

腰がいたい。

けど頑張らなくちゃ。。。

 

 

こんな感じに上をそぎ落としました。

切り口をグラインダーで平らにします。

 

 

2月なのに、汗だくでした。

お客さんがお茶を入れてくれたので一服。

 

 

かれこれ15年くらいのお付き合いでしょうか。。。

女性ふたりの所帯なので、なにかと頼ってくださり、いろいろなお仕事をさせていただいています。

木部のペンキ、玄関の建て付け、廊下の床張り、キッチンの電灯の交換、毎年の植木仕事。。。

腰が痛いとか、目が悪くなっちゃったなどと聞きながら、本心から心配になりました。

長年お付き合いさせていただいていると、やっぱり情が移ります。

 

フェンスの設置

 

仕事再開。

フェンスの柱をまず立てます。

ここから先は夢中になっちゃって写真撮り忘れ。。。

 

まっすぐに立てて、垂直をよくはかり、モルタルを流し込みます。

それが乾かないと次の作業ができないから、その日はそれで終了。

 

次の日、柱にフェンスを設置しました。

 

こんな感じ。

 

 

 

奥に見えるのは私のポンコツ。

相棒です。

 

よかったよかった、いつもありがとうと喜んでくださいました。

 

「まあ上がりなさいよ」

お邪魔して、お茶をごちそうになりながら、いろいろな話を聞かせてもらいました。

ここにはちょっと書けない内容ですが、大変だなあと、人生いろいろだなあと考えさせられました。

 

いつもありがとうございます。

 

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