近くにお仕事で行ったので、顔をだしてみました。
久しぶりのおばあちゃんは、腰がまた少し曲がっちゃっていたけど、少しだけまたやせたけど、お元気でした。
軒先でお茶をいただき、いろいろお話をしました。
私は家族の縁が薄いので、母親の面影をこの人に見ているのかもしれません。
今はいない旦那さんは、父親と同じ年です。
一番最初のころからのお客さんです。
だからかれこれ25年のおつきあい。
最初のころからのお客さんは、もうほとんど残っていなくて、だから思い入れがあるというか、おたがい情が通じています。
そういえば塀がぐらぐらするから直してほしいということで、後日お仕事をしました。
ラティスの塀がぐらぐらするというので、柱を交換しました。
ラティスの柱の交換
ルーバーのラティスです。
これも10数年前に私が作ったものです。

ルーバーのラティスはまだしっかりしているので、柱だけ交換することにしました。
ラティスを外します。

土に接している部分が腐食しています。
手でゆするとポキンと折れました。

土の中に埋まっている基礎の土台のコンクリートを掘りだしました。

柱の交換 私流のやり方
ここからが私の基礎のやり方です。
昔、親方に習いました。
まず、新しい柱を建てて、ラティスを組んでしまいます。
通常は、柱を建てて、水で練ったモルタルを流して、固まるまで1日置いて次の日作業します。
だけど、私はここが違う。

ここまでで、お茶にしなさいと呼んでくれたので一服。
百日紅が咲き始めていました。
夏の花は珍しいし、百日紅は3か月くらい咲いていてくれます。

お茶とせんべい。


今の時代、職人にお茶をだしてくれる人はもう少なくなりました。
若いお客さんがこのサイトを見て、お茶をださなければいけないと思ってしまうようですが、そんな必要はありません(笑)。
ご年配の方は、昔ながらのおつきあいの仕方を心得ていますから、いろいろとやってくれますけれど、今はそういうことをしなくても大丈夫というか、ふつうです。
なので、そういう気づかいはなしで、気軽に頼んでください。。。
モルタルを水で練らないでそのまま使う
これが私流です。
というか、大工の外構のやり方です。
モルタルを練らないでそのまま土に入れちゃいます。

先に書きましたが、練ると柔らかいので次の日まで待たなくてはならないから、そのまま、粉のまま入れちゃうんです。
石かなにかで、動かないように固定してから粉末のままのモルタルをそのまま流し込みます。
それでジョウロで水をかけて、土をかぶせます。
これで動かさなければ大丈夫なんです。

土の中で自然にモルタルが水を吸って固くなります。

さっと塗装して、完成。。。

もう大丈夫です。
私の仕事のやり方 エボシ流
たぶん、外構の会社のセールスの人がきたら、塀を全部作り直す見積りがくるでしょう。
それも今風のおしゃれなフェンスのカタログを持ってきて、高額な工事になる場合が多いと思います。
私は、必要なことだけをします。
これがエボシ流。
ちゃんと考えて、ベターな方法を模索して、提案します。
もちろん、全部やり直したほうがいいときは、そういうお話をします。
必要とされることをしてその見返りとしてお代をいただくのが商売ですね。
それも必要なときがありますよね。
まだその必要がなくても、やりましょうとセールスする業者もいます。
私はまだ大丈夫なら、そういって、仕事はしません。
必要な時、いつでもきますからと帰ってきます。
セールスも一切しません。
この25年、一度もしたことはありません。
もちろん必要なことは、直したほうがいいですとお話しします。
セールスなんかしなくても、ちゃんとやっていればお客さんが相談してきてくれるんです。
だから、こっちから電話とか絶対しない。
もちろん古いお客さんは、親戚のようになっちゃっていますから、顔をだしたりはしますが、顔を見たいからで仕事を探しに行っているのではありません。

地道だし、大変なときもあります。
けど、感謝され、人と人として向き合い、少しずつ深くなる、その関係性がうれしいんです。
商売ってそんなもんです。
儲かればいいってもんじゃない!
宇宙は相互依存で成り立っています。
人の社会では、お互い様です。
商売も同じです。
人のつきあいもそうですね。
それが自然です。
自然にやっていれば、宇宙のパワーが見方をしてくれます。
私はそう信じて生きていますし、そういう仕事のやり方をしています。
それがエボシ流です。
いつもありがとうございます。


大げさな工事にしたくない。。。
ほんのささいなことだけど。。。
そんなとき気軽にご相談ください。
簡単な小さな大工、塗装など修理のお仕事やっています。