今はアルミの門扉が主流ですけど、一昔前はだいたい、鉄の門扉でしたね。
鉄の門扉は頑丈だけど、さびるんです、当然だけど。
特に藤沢・茅ケ崎の海側は潮風でさびるのが早いです。
今風のアルミの門扉に交換するのは簡単だけど、大変ですよね。

鉄の門扉は錆びるけど、頑丈なので交換の前に修理や塗装を検討するべきだと私は思います。
鉄はボロボロになる前なら、補修してさび止めを入れてしっかり塗装すれば、しばらくもちます。
鉄の門扉の塗装の施工事例
鉄の開き戸の門扉の塗装事例【藤沢】
久しぶりのお客さん。
門扉が調子がよくないから見てほしいとの電話でした。
少し白髪が増えたかなと思ったけれど、お元気でした。
母と同い年。
何かあると私に相談してくれます。
なんか他人の感じがしません。
鉄の門扉のサビ 劣化
元気だったかとか、少し井戸端会議。
確かに門扉がかなり傷んでいました。



もう使えないと思っていて、

「交換するといくらかかるかしら」
と予算を気にしていました。

交換するとそれなりの金額になっちゃうから、なんとか補修してペンキを濡ればまだまだしばらく使えますよ。
ひとり暮らしなんだし、ご年配なんだし。
肩をぽんと叩いて、

「あんたに任せる」
「やっぱりあんたは正直だねえ」
と私の腕を慈しむようにさすってくれました。
鉄の門扉の修理と下処理
見積をして、別の日、さっそく作業に。
こういうふうにさびて、穴が開いちゃっています。

ケレンといって、やすりでごしごしこすってサビを落として、コーキング剤で補修しました。

いちいち全部写真撮らなかったけれど、こういうのをひたすら繰り返しました。
アジサイが静かに咲いていました。

縁側でお昼。
私は玄米なので、弁当に詰めて持っていきます。
玄米は栄養があるので、いつも玄米と梅干だけです。
面倒だし。。。
そしたら、おばあちゃんがお茶とお新香をだしてくれました。


こういう触れ合いが、仕事のモチベーションでもあり、楽しみでもあります。
人と人として接してくれることが、私はとてもうれしく思います。
ただ、機械的に仕事を頼むのが今風なのかもしれないけれど。
人情が確かにうすくなった社会なのかもしれないけれど。
私は血の通った、こころのある仕事をしたい。
アジサイの葉に、かたつむりが角をだしていました。

アジサイもカタツムリも、おばあちゃんも私も、そして誰でも、空の下で、一生懸命生きている。
インドの山奥に行かなくてもディズニーランドに行かなくても、命の輝きは、街の片隅に、そしてどこにでもある。。。
鉄の門扉のさび止めと塗装
さび止めを塗り、塗装しました。
今の塗料はさび止めも、速乾といってわりと早く乾きます。
これで乾けば、しばらくは大丈夫。。。
こうやって修理でなんとかすればいいんです。
できるならば。



しわしわの手
帰るとき、ありがとうと私の手を握ってくれました。
おばあちゃんの手は、小さいけれど温かかったです。
働き続けてきたしわしわの手でした。。。。
鉄の引き戸の門扉の塗装【茅ヶ崎】
「門扉を交換してください」という電話でした。
最近は仕事も減って、のんびりなので、ちょうど倉庫で整理していたのですぐに下見に向かいました。
「すぐにきてくださって、忙しいのに、ほんとにありがとうございます」
忙しくないんですけれど。。。
鉄の門扉のサビと腐食
重いけど丈夫な鉄の開き戸の門扉ですね。
なるほど錆びています。


下の継ぎ目のところは、穴の開く寸前でした。
それでも、まだまだしっかりしています。
開閉もそんなに固くない。
聞くと、リフォーム会社に見積もりをしたら、数十万円かかると言われたそうです。
私の見立てだと、塗装すればあと10年くらいは使えそうです。
それを伝えて、工程をざっと説明しました。
見積もりをして、作業の日時を決めて、別の日、仕事にかかりました。。。
塗装のための下地処理とさび止め
まずは下地調整から。
塗装は、塗るのは仕事の半分です。
半分は下準備。
ケレン、下地調整、さび止め、養生など、塗る前にやることがあります。
全部を撮影しませんでしたが、まずは養生。
ケレンと言って、塗装がはがれかけたり、浮いているところをがりがりとこそげ落とします。
それから、紙やすりでさびを落とします。
そして、下地調整。
コーキングで穴をふさいだり補修します。
で、さび止めを塗ります。

今は速乾といってすぐに乾く、いいのがでています。
そしてさび止めは、さびた部分と、鉄部がむきだしになっているところだけ塗ればいいんです。
塗装がついているところに塗っても意味がありません。
あまりにさびている場合は、上から塗るときもありますが。。。

錆びて傷んだ箇所もサビを落として、コーキングで補修してさび止めを塗布。

門扉の塗装 本塗り 上塗り
それで本塗りです。
状態によってですが、二度塗りします。


完成。
これでしばらく大丈夫。。。
変わる街 変わらないもの
若いご夫婦でした。
私のお客さんは、80パーセントがご年配の方なので、珍しい。。。
というか、茅ケ崎も最近は移住する方が増えてきましたから、若いお客さんもちらほら。
だから、サイトを見たというお仕事が増えてきました。
ほとんど口コミと、タウンニュースにたまに掲載するだけで27年やってきました。
古いおばあちゃんたちは、施設に入っちゃったり、昔ながらの木の家が減ってきています。
ネットを通じて知ってもらうことや、若いお客さんが増えてくることなど、時代の変化なのでしょう。。。
このお客さんも東京から移住してきたということでした。
茅ケ崎も、おしゃれなカフェが増えたり、回転ずしとかチェーン店ができたりしています。
昔ながらの定食屋さんや、町中華とか、赤ちょうちんの店が消えていっています。
昔は、特に海側は、のんびりしていて、時間がゆったり流れていたものです。
新しい家がどんどん建って、車も増えてきました。
大きな庭のお家の跡に、何件も小さな家ができています。
緑も減っているような気がします。
時代とともに街はどんどん変わっていきます。
それでも人の温もりや、思いやりは変わらないと私は信じます。
茅ケ崎は思いやりの街です。
知らない人にも挨拶したり、車も譲り合ったりしています。
私はこの仕事を通して、ご年配の方の、特におばあちゃんたちの温かさ、人情、思いやりに触れることができました。
相手をまず考える、思いやる。
私たちが受け継いでいかなければならないのは、そういうことだと思います。
ヤクルトを飲みきれないのにとっていて、「やめたらいいのに」と私が言うと、「でもね、配達の人も子供がいて頑張っているんだから」ととりつづけていたおばあちゃん。
その人は今施設にいます。
自分があっちこっち痛いのに、私の体を心配してくれたおばあちゃん。
仕事があるのかと、わざわざ電話してくれたおばあちゃん。
離婚している私のために、仕事が終わって帰るとき、おかずを作って持たせてくれたひともいました。
小さな仕事でごめんね、といつもすまなそうに頼んでくれるおばあちゃん。
ありがたい、ありがたいと暮らしている、大好きなおばあちゃん。
宗教的でもなく、スピリチュアルでもなく、愛とはこういうことだと思います。
小さな、街角にある愛。
それは私たちの中にもともとあるものだと、奇跡のコースは教えています。
街は変わっても、変わらないものは、きっとありますよね。。。
交換する前に塗装や修理を検討しましょう
門扉は交換すると予算的に大変ですよね。
ご年齢や、住まいの築年数、今後の計画など全体的に判断して、交換はちょっとと考えるなら、早めに修理や塗装を考えるべきです。
鉄はサビ始めると進むのが早いですから。
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