古いフェンスの修理 茅ヶ崎の小さなリフォーム 外構工事

 

このサイトを見て、娘さんが相談してきてくれました。

鉄製のフェンスがガタガタで錆びちゃっているのでということでした。

 

古くなったフェンス だけど全部やり直すと大変

鉄製のフェンスがかなり傷んでいました。

昔、流行ったんですよね、このタイプのフェンスは。

鉄だから錆びちゃって、柱がもう外れてしまっています。

だからぐらぐらで、フェンスを支えることができなくなっています。

 

最初からやりなおすというのは、古いフェンスをすべて外さないといけなくて、

そのために下のブロックを壊さなくちゃならない。

費用も日数もかなりかかります。

ほんとうは全部やり直す方が楽だし、稼げはします。

だけど、お家の年数、年齢、お客さんの希望などトータルで判断すると、修理でなんとかするのがいいと感じました。

 

一度、検討することにしてその日は、帰りました。

それで夜、うんうん唸りながら考えて考えて、なんとかしようということになり。。。

フェンスの柱を立てる

お客さんも、大丈夫かと気をもんでいました。

無理しないでね、とも。

今回は、柱をがっちりさせれば、なんとかなると私は感じました。

それでウッドデッキなどによく使う木を使うことに。

 

まず、切りだして塗装をします。

先に塗るのがミソです。

下に埋まる面や接地面も濡れるから。

 

今の塗料は、速乾と言って数時間くらいで乾きます。

塗っておいて、その間にした穴を掘りました。

そこに柱を立てて、いろいろアイデアで細工をしていきました。

こんな感じ。

 

 

深めに掘って、写真では見にくいけれど、石やブロックのかけらなどで、補強して動かないように。

そしてモルタルを流し込みます。

このとき、土よりも高く盛り上げるのがポイント。

そうしないと土の湿気で傷みやすいんですね。

 

 

シュロ縄でフェンスを固定させて、完成です。

書くのは簡単だけど、実際は3日間くらいかかりました。

 

ぜんぜんがっちりしています。

 

これで大丈夫です。

お客さん、よく直せたなあと感心していました。

 

なんとかしようと思って、一生懸命考えて、なんとかしようと頑張って、きついときはお客さんの喜ぶ様子をこころに思い描いて、そしたらなんとかなるもんですね。

もちろん、無理なときもありますけれど。

 

そこのお家は見晴らしがよくて、高台なので茅ヶ崎の街がよく見えました。

いろんな色の屋根があって、それぞれの暮らしがそこにある。

太陽が、茅ヶ崎の街を照らしていました。

トンビが輪を描いていました。

 

いつもありがとうございます。

 

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