リフォームをさせていただいたお仕事の、天井の張替えの時のことを書きます。
雨漏り、屋根・外壁塗装、床のフローリング張替え、下水のつまり、そして天井の張替えをやりました。
雨漏りで天井が。。。
まず、雨漏りがひどかったんです。
何度もお伺いして、5回くらい行きました。
雨がふるたびに電話したり。
そして、何とか止まりました!
それで、その部分の天井を張りました。
長年の雨漏りで、こんなふうになってました。
バケツではたりずに、押し入れの収納ボックスを置いていたくらいですから。
天井の張り直し
ほんとうは、天井を外して、骨組みから直すことも考えました。
だけどそれでは、あまりに大掛かりになっちゃいます。
築年数も50年くらいになる。
だから、お客さんと相談の上、下から張りなおすことにしました。
使うのは、国産の検査済みの3ミリのべニア。
4ミリか5ミリも検討しましたが、重いし、天井の溝の感覚が狭いので3ミリで充分と判断。
溝に沿って、張っていきます。
調整が大変でした。
住まいは年数がたつと、どうしてもゆがみがでるので、まっすぐじゃないんです。
前と後ろで横幅が何ミリも違う。
だから、とりあえず大きめに切って、あててみて、カンナで削り、を繰り返します。
大変だけど、楽しくもあります。
仕上がりを想像して、お客さんが喜ぶのを思うとやる気がでます。
そこが目標だから。
必要なことをするのが仕事の目的です。
目的と目標があれば、あれこれ考えず、そこに向かって進めばいい。。。
お茶を淹れてくれたので一服。
リフォームといっても大がかりじゃなくて大丈夫な場合もたくさんあります
私がお伝えしたいのは、このことです。
必要ならば仕方ないけど、必要以上のことはしなくていい、というかする必要がないです。
工務店やリフォーム屋さんに頼むとどうしても大掛かりになりがちです。
*必要なことだけする、正直で親身な業者さんもちゃんといます。
大きな会社は、小さな仕事ではやっていけないというのもあるんだと思いますけど。
たとえば誕生日とか記念日とかのとき、頑張って料理します。
正月とか。
頑張って出汁からとって、いい材料をそろえて、仕込みをして、何種類も作って。
だけど、ふだんはそこまで手間をかけないですね。
それと同じ感じだと思います。
必要なことをする。
必要なことだけする。
それは手を抜くということじゃなく、必要なことはしっかりやる。
口はばったいけれど、私がここまでやってこれたのはそういうやり方でやっているからだと思っています。
だから、また頼んでくれるし、紹介もしてくださる。
正直に仕事をして、感謝してもらえて、だからやりがいがあるし、楽しい。
人って、人が喜ぶとうれしいんですよね。
そんなもんです。
天井の張替え完成
途中の工程。
で、完成。
喜んでくれました。
それから、床のフローリングの上張りをしました。
雨漏りをやって、天井を直して、床の修理をする。
仕事は順番があります。
床のことは今度書きます。
いつもありがとうございます。