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小さな大工と便利屋のエボシ 茅ケ崎 藤沢でおかげさまで創業25年

外構

50年を超えたブロック塀の修理 補強 塗装 根性でなんとかする(笑)

投稿日:

 

かなり年数のたっちゃったブロック塀でした。

50年以上ということです。

劣化が激しく、ところどころ穴が開いちゃっていました。

 

向こうが見えちゃっています。

 

 

 

ちょっと厳しい状態で、ほんとは補修でなんとかなるというレベルではなかったんです。

触れると、ぼろぼろと崩れてきます。

最初は、難しいと断っていたんですけど。。。

 

温かいおばあちゃん

 

80の後半のおばあちゃん。

ずっと昔からではないけど、ここ5年来、なにかと頼んでくれています。

 

広いので、いちから新しくすると、100万とかかかっちゃいます。

 

「なんとかならないかしらねえ」

私を見ます。

その目が澄んでいて、深く、なんか温かいんでです。

 

いつものおばあちゃんの口癖を思いだしました。

「ありがたい ありがたい」

「仕事はあるのか」

「体は大丈夫なのか」

「ちゃんとご飯を食べているのか」

 

自分が腰が痛いのに、ある病気なのに、いつもでてくるのは、感謝と、相手に対する思いやりの言葉です。

それと自然への思い。

「梅が今年もきれいに咲いた」

「お日様が気持ちいい」

「いい風だねえ」

 

なんかそばにいるだけで癒やされるというか。。。

中には、やたらとうるさい人もいます。

自分さえよければという人が、増えたのかもしれません。

 

なんとかしねえとなあと、腕を組み、下っ腹に力を入れて考えました。

俺ならできる 俺ならできると アファーメーションしました。

 

で、やるだけやってみようということに。

 

ブロック塀の補強

 

「あんたに任せるから」ということで、4日間くらいかかりました。

 

とにかく、モルタルで穴を塞いだり、補強していきました。

やっているそばから、ぼろぼろと崩れてきちゃうので、なんどもなんどもやり直しました。

 

 

写真で見ると、簡単そうだけど、結構大変。

だけど、おばあちゃんが見に来て、しゃべったり、一服しなさいとお茶を飲みながら話したりして、楽しいしごとでした。

なにより、困ったに向き合うことは、やりがいがあります。

力がこもります。

 

下地を固める

 

次にシーラーという下塗り剤で補強します。

ただ、ここまで傷んじゃっていると通常のシーラーでは無理でした。

なので、ブロック用の、協力かな下地調整剤を使いました。

 

 

 

最初は銅かなあと思いながらでしたけど、下地を塗り終わり、乾いてみると、これがかなり効きました。

これを2度塗りしました。

 

 

 

 

ちょっと写真ではわかりづらいけど、でこぼこがわずかに残る程度で、表面もかなり固くなりました。

さわるとぼろぼろ崩れてきていたのだから、この下地材はかなり強力です。

 

ブロック塀の塗装

 

それから、通常のシーラーを塗り、塗装しました。

下地調整剤とシーラーを使っても、ブロックは塗料を吸い込んでしまうので、3回塗りました。

 

 

 

 

手前味噌ですが、かなりきれいになったし、頑丈に仕上がったので、しばらく大丈夫です。

どのくらいのし上がりになるか、どの程度もつのか、やってみないとわからないところでしたけど、私の想像よりずっとよくできました。

 

おばあちゃんは、「わあ すごいすごい」と手を叩いて喜んでくれました。

疲れが一気に吹き飛びます。

人って、人が喜ぶとうれしいし、喜ばれるとしあわせを感じますよね。

 

仕事って、人と人って、そんなことですよね。

金儲けだけとか、メリットだけじゃない。

 

田舎から送ってもらったというミカンを大量にいただきました。

感謝の気持ちもいただいて、胸がほかほかと温かく、豊かな時間をすごさせていただきました。

いつもこんなふうに生きれたら、暮らせたらいいですね。

 

いつもありがとうございます。

住まいの修理、気軽にそうだんください。。。

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