藤沢のお仕事でした。
お家の裏に自転車や物を置くスペースがあって、そこの屋根と壁の波板が傷んでいるのでなんとかしたいとのことでした。
波板は15年~20年もちます
波板が破れたり、ひびがはいったりしていました。
ところどころ補修のあとも。
聞くと、20年くらいたっているとのこと。
こうなると、波板自体の劣化なので修理より貼り替えが必要です。
一部分だけ補修したとしても、間違いなくほかのところがあっちこっちと壊れてきちゃいます。
波板は、塩化ビニールなので、比較的強い素材ですがそれでも15年から20年くらいが耐用年数でしょうか。
波板の土台の補修 塗装
波板の土台は木なので、張り替えのタイミングで塗装するべきです。
アルミなどの場合は塗装の必要はありません。
古い波板を外して(これが結構大変なさぎょうです)、まず塗装します。
私はウレタンかシリコンという、強い塗料を使います。
だから長持ちします。
二度塗り。
波板の貼り替え
途中の写真は、仕事に夢中で撮り忘れちゃいました。
今回は透明のポリカーボネートという素材の波板を使用しました。
針金が入っている網入りの波板は、もうメーカーが造っていないので今は仕入れできないんです。
ポリカーボネートも強いので、大丈夫。
充分長持ちします。
二山半重ねるとか、傘釘を三山ごとに打ちつけるとか、いろいろこつがあります。
横も。
波板は透明のものや、紺色のもの、鉄のトタンなどありますが、日差しを通してくれる透明のポリカーボネートが通常はおすすめです。
日差しを遮断したい場合は色のついたポリカーボネートがいいと思います。
鉄のものは、日差しの遮断はできますが熱がこもっちゃうのであまりおすすめできません。
一般の方は、頑丈だと思っているようですが、ポリカーボネートも耐用年数はほとんど同じくらいです。
鉄だと、定期的に塗装しないと錆びちゃいますしね。
まだ寒かったのに、ぼけの花がそっと咲いていました。
湘南の春はもうすぐです。
いつもありがとうございます。
最近多いのは、工務店ヤリフォーム会社で見積りして、予算的に合わないからと私に相談してくださる方が増えています。
木造の住宅は、そもそも修理できるような造りになっています。
(今風のメーカーハウスやマンションは造りも材料も違うので、できない場合が多いです)
大がかりな工事やリフォームにしなくても、修理でなんとかなる場合が多いです。
私は木造の修理の大工として、便利屋さん的な仕事も含めて25年やってきました。
私は、しつこい勧誘やこっちから電話したりとかしません。
必要のない工事を進めたことは一度もありません。
お困りの場合、いつでも気軽にご相談ください。