古くなったブロック塀は、倒壊の危険があります。
最近は、地震に対する不安からこういった依頼が多くあります。
茅ケ崎市のブロック塀の生垣化の助成金
茅ケ崎では古くなったブロック塀の所有者の方に改修を促す文章を送ったり、ブロック塀の生垣化の助成金の制度があります。
「茅ケ崎市みどりの基本計画」というのがあって、緑化の必要性が高い地区を緑化重点地区というのがあります。
その地区で、既存ブロック塀の撤去工事から、生け垣の植栽に関して70パーセントを助成してくれます。
実際にかかった費用か標準工事費のいずれか低い方の70パーセントということです。
その地区でなければならないとか、いくつか条件があるようです。
詳しくは茅ケ崎市役所に問い合わせてみてください。
茅ケ崎市役所 市民安全課 市民相談課 市民相談担当
0467-82-1111
ブロック塀の補強
ブロックというのは意外と長持ちしますが、ブロック同士の接着面が危ないんです。
ここのお客さんとのおつき合いは15年くらい、いろいろ頼んでくれています。
旦那さんが亡くなってから一人暮らし。
なるべく予算をかけたくないということで、通常とは違う一工夫したやり方で補強しました。
こうなっています。
やや道路側に傾斜しているように見えます。
接着面にひびが。
ブロック塀の上の部分に、Cチャンと呼ばれるじょうぶな鉄を固定させます。
これがCチャン。サンダーでカットしていきます。
アンカーを打って、コーキングでがっちり固定させます。
塀の内側にパイプを立てますので、そのための穴を開けます。
パイプを切りそろえます。
モルタルで基礎を固めて、
このように立てていきます。
塀の上に固定したCチャンとパイプを固定します。これが実は一苦労。
こんな感じになりました。
これで大丈夫。。。
本格的な補強工事は高くなってしまいますから、こういう簡易的な補強の仕方もあります。
これは、私が考案したやり方。
いってみればエボシ流ですかね(笑)
「簡単だけど、しばらくは大丈夫です。なんかあったらまたきますよ」
「私の方があと何年も生きられないわよ」と冗談ぽく私の肩を叩きました。
戦争とか大変な時代を生きてきたこの人は、苦労をしているからか、なんとかく瞳が深いんです。
いつまでも元気でいてほしい。。。
自分さえよければと言う人が確かに増えたかもしれない今の時代に、思いやりや人情や温かさを、いつまでも灯していてほしい。
いつもありがとうございます。。。