屋根の雨漏りを直して、天井を張り替えて、それからフローリングの床をやりました。
フローリングは張替えと上張りの2種類のやり方があります。
根太から直さなければならない場合は、今あるフローリングをはがして根太をやり直す張替えます。
それだとおおがかりになるので、根太がしっかりしている場合は上から張る上張りができます。
それにはドアのぶつかりや段差の問題などありますので、ケースバイケースですが。。。
こちらのお仕事は、雨漏り修理、天井張り替え、フローリング、外壁木部の塗装、トタン屋根の一部の塗装と、いろいろやらせていただきました。
雨漏りがしたフローリングの上張り
廊下の上が雨漏りしていました。
天井はこんな感じ。
それをまず直しました。
その時の記事はこちら。
雨漏りしていたので、湿気で床はぶかぶかでした。
「こそこそ通ってたのよ」とお客さん。
修理すると大がかりになるだろうと、がまんしていたとのことでした。
踏んでみると、根太は何とか大丈夫です。
なので、上から張ることに。
根太が大丈夫かどうか
根太が大丈夫かどうかは、踏んでみるとわかります。
一般の方はわかりずらいかもしれませんが、床がぶかぶかしている場所と、しっかりしている部分があるんです。
床がぶかぶかしているのは、下に根太がない場所で、フローリングが傷んでいるためです。
踏んでも大丈夫なところは、下に根太が入っていて、しっかりしているからなんですね。
もし、根太が入っているところを踏んで、ぼよーんと大きく下がるようなら、根太が傷んでいます。
それは根太から直さないとだめです。
根太がないところだけぶかぶかしていて、根太があるところはしっかりしているなら、上から張れます。
ちなみに、根太は昔の1尺の幅で入っています。
1尺とは33ミリです。
検討をつけて、あっちこっち踏んでみて確かめます。
だいたい、部屋の入口とか階段の上り口とか、よく踏む場所から傷んできます。。。
話がそれましたが、途中まで張ったところ。
そして全部張ったところ。
きれいに張れました。
玄関の廊下のフローリング上張り
玄関の上り口も。
一昔前に流行ったフローリングの模様ですね。
細かく写真を撮れませんでした。
ので、完成の写真。
リビングのフローリングの上張り
リビングは広くて、12帖くらいあります。
こういう柄のフローリングは、ひとつひとつがぼろぼろとはがれてきます。
踏むとかなり下がります。
根太は大丈夫なので、やはり上から張りました。
こちらは、廊下もリビングも同じ柄のフローリングで統一したいということでしたので、床はすべて同じ材料を使いました。
国産のフローリングで、上張り用の手頃なものがあります。。。
上張りは、こういう角の加工がちょっと大変。
途中まで張ったところ。
いっつもお茶とお菓子を用意しておいてくれました。
気さくで、豪快な方なので、外の日当たりがいいところに座布団をドカッと置いてくれます。
天気がいいと気持ちいいですね。
冬だったけれど、日が当たるとぽかぽかと暖かです。
それと、気配りしてくださる気持ちがうれしくて、胸の中も温かくなります。
完成。。。
脇の廊下も追加でやりました。
しあわせは共鳴し拡大する
仕事の合間にお客さんと話をするのは、私の楽しみのひとつです。
みなすてきなお客さんです。
私は、みな、大好きです。
おかしな人など、私のお客さんにはひとりもいません。
世の中にはいろいろな人がいますから、難しい人もいますけど、あまりうるさい人や細かい人や愛がわからない場合は、私はやりません。
人と人として、きちんと向き合える方たちだから、私も続けてこれたんです。
私も職人ですから、とっても失礼な人や礼儀のない人や、喜ばれない仕事はいくら儲かってもやりません。
そしてここのお客さんも、いつもこちらのことを考えてくれています。
それが言葉のニュアンスでよくわかります。
相手をまず、考える。
思いやる。。。
日本人です、私たちは。
人情とかお互い様とか、優しさとか。
特に年配の方のそういう部分にいつも癒され、学ばせていただいています。
私たちが受け継いでいかなきゃならないのは、きっとこういうことだと思います。
しあわせって、こころの状態です。
それは波動で、伝わります。
音楽のように共鳴して、強振して、拡大します。
宇宙はほんらい、豊かさに溢れています。
愛が本質です。
しあわせの青い鳥は、自分の中にあります。
いまここ、あるがままで、愛の状態がほんらいの自然の状態です。
だけど、生きてるといろいろあるから、大変なんですけどね。
私もまだまだ里の修行の最中なのでしょう。。。
いつもありがとうございます。。。