フローリング 大工

畳をフローリングに 和室から洋室へ 茅ケ崎の大工仕事

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畳をフローリングにしたい! という依頼は多いです。

8畳の和室をフローリングにしました。

 

畳をはぐり、ただ垂木を並べて上にフローリングを張るだけの簡易なやり方もありますが、寒いし音も響きます。

見えないけれど、下地を、下地こそきちんとすれば長持ちします。

 

まず畳をはぐります。

畳をはぐると下地がでてきます。

こちらのお宅は本畳だったので60ミリくらいの厚みがありました。

 

 

下地張りを張り断熱材を入れる

 

まずは30×40ミリの野縁(のぶち)という垂木を下地の上に置いていきます。

畳の厚みが57ミリから60ミリくらいありますから、垂木は状況により太さを変えます。

こんな感じ。

四隅を決めて、フローリングと対角に張ります。

ビスで固定。

幅は303ミリのピッチ。

これは上に張るコンバネの大きさを考慮するためです。

コンパネの角が垂木にのるようにするためですね。

断熱材を入れる

断熱材を入れます。

断熱材を入れないと、下地のすぐ下は床下ですから必ず入れるべきですね。

こういうのを、切っていきます。

 

垂木の厚みに合わせたものを使います。

そうするとこんな感じになります。

 

下張りを張る

 

その上に13ミリのコンパネという下張りをします。

作業に夢中であまり写真撮れませんでした^^。

 

 

フローリングを張る

 

下張りの上にフローリングを張っていきます。

「もう張り替えない」という場合は、木工ボンドをつけちゃいます。

「また張り替える可能性がある」ときは、釘のみで固定していきます。

今回は、築年数的にも将来張り替えれることはもうないということだったので、ボンドでがっちり固定しました。

 

 

余り木をあてて、すき間がでないようにしっかり叩きます。

直に玄翁(トンカチ)で打つと、当然傷になりますから。

 

フローリング用のスクリュー釘を斜めに打ち込みます。

 

 

こういうポンチというので頭まで打ちこみます。

 

 

腰がいてえ^^。

ここで一服。

あと少しです。

お客さんがお茶を入れてくれて、井戸端会議。

 

 

また写真忘れましたが、角の調整、すき間の補修の最後の仕上げをして出来上がり。

 

お部屋の印象ががらりと変わりますね。

 

 

 

 

フローリングは長持ちします。

ぶかぶかしている場合、上から貼ることも状況によっては可能です。

または一部の補修もやります。

大きな会社は大きな工事にしようとしますが、私たちはお話を聞いて、必要な工事をします。

無理に大きくしないのは、私たちのプライドで、だから他の業者さんとあまり組んで仕事しないんです。

 

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